初〜中級者コーヒードリッパーおすすめ4選|【V60・Kalita・スイッチ・ORIGAMI比較】

コーヒードリッパー アイテム

「ドリッパーってどれを選べばいいの?」

コーヒーを始めようとしたり、新しいドリッパーを導入しようとした際、
種類の多さに迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。

結論から言うと、

簡単においしく淹れたい   → HARIOスイッチ
安く抽出を学びたい     → HARIO V60
味を安定させたい      → Kalita
デザインも妥協したくない  → ORIGAMI

この記事では、実際に4つのドリッパーを使い続けた経験から

  • 自分に合うドリッパーの選び方
  • それぞれの正直な使用感
  • 失敗しない購入基準

を解説します。

ドリッパーは高ければいいわけではありません。
自分のコーヒーライフに合ったものを選ぶことが一番の正解です。


ドリッパー選びで失敗しないための4つの基準

ドリッパーは4つの基準で自分に合ったものを選びましょう。

①扱いやすさ(技術が要るか)

ドリッパーの特性によって、注ぎ方等関係なくお湯を注げるものもあります。
透過式ドリッパー(お湯を通すタイプ)と浸漬(しんし)式ドリッパー(お湯に漬けるタイプ)があり、透過式ドリッパーの方が注ぎ方によって味に影響が出やすいという特徴があります。

また、樹脂製や陶器製など作りにも違いがあります。
洗いやすさやアウトドアで使うことを加味する必要もあります。

②味の方向性(クリアか、まろやかか)

香り高い、スッキリとしたクリアな味を目指したいか
しっかりとした苦味と、後味に余韻が残る重ための味を目指したいか

これらのように自分の出したい味の方向性が選ぶ決めてになります。

③価格帯

約400円~の手にしやすい価格帯から、約1500円~の中価格帯以上のものまであります。

ドリッパーはミルなどと違い、必ずしも高いから性能が良いとは限りません。
400~600円で手に入るドリッパーで性能としては十分な場合もあります。

自分の予算を考えて検討しましょう。

④デザイン

私が思う1番大事な決め手は、デザインです。

もちろん、ドリッパーによって味に違いは出ます。
しかし、味に影響する大部分は、コーヒー豆の種類、焙煎度合い、挽き目、お湯の温度などです。

ドリッパーはある種、コーヒーユーザーの『こだわり』に他なりません。

自分の好きなデザイン、材質のものを選ぶことで趣味としてのグレードが上がりますので、見た目で選ぶことも大きくおすすめします。


4つのドリッパーを実際に使って比較【一覧表】

実際に私が使用しているドリッパーの中で、おすすめなものを一覧化して見ました。

V60KalitaスイッチORIGAMI
価格約500円〜約400円〜約3,500円〜約1,500円〜
抽出タイプ透過式半透過式浸漬式透過式
扱いやすさ
味の傾向クリア・繊細バランス豆の個性スッキリ
デザイン
初心者適性
おすすめ度★★★★☆★★★★☆★★★★★★★★★☆

それぞれ細かく見ていきましょう。


HARIO V60|コーヒーの実力が出る定番

HARIO V60はコーヒードリップのど定番と言える透過式ドリッパーです。
材質は様々にありますが、いろいろなカフェやコーヒースタンドなどでも使用されています。
要は”プロも使用している”ドリッパーなのです。

こんな人におすすめ

・抽出にこだわりを持ちたい人
・プロや抽出動画の真似をしたい人
・安く始めたい人

豆の挽き目、注ぎ方などによって味に変化が出やすいのが特徴です。
抽出の仕方の解説動画でも使用されていることが非常に多く、
樹脂製のV60であれば500円台〜と手軽に購入できるのもメリットです。

実際に使ってみた感想

私も樹脂製のV60からスタートして、抽出の楽しさと難しさを実感した一人です。
「おすすめな人」で紹介した内容がそのまま私の考えるメリットでもありますが、
安くて軽くて丈夫なので、ガシガシ使って洗えるのもとても使いやすい点です。

コーヒー器具はコーヒーの色素が移ってしまうことも多いので、
汚れが目立てば買い替えてしまえます。

それを機に、陶器など違う材質に買い替えたいなという思いもあります。
そうでなくても陶器製はかわいいので欲しいですが、、笑

一つ後悔があるとすれば、サイズ感です。

あまり調べず、お店に置いてあった「02」サイズを購入したのですが
”1〜4杯分”と大きめサイズでした。

現状、複数人分淹れることがないのと、
個人的にはコンパクトな方がかわいいと思うので、
皆さんは自分に合ったサイズ感を調べて購入するようにしましょう。


Kalita 101D/102D|初心者でも失敗しにくい

HARIO V60と同様、手にしやすいのが Kalita の台形ドリッパーです。
喫茶店などで使われているイメージのある形をしています。

特徴としては、透過式ドリッパーと浸漬式ドリッパーの間のようなドリッパーであるという点です。

V60のような円形ドリッパーとは違い、1度ドリッパー内に注いだお湯が溜まってから落ちていく抽出の仕方になります。

そのため、注ぎ方にブレが少なく初心者でも味が安定しやすいのが大きなメリットです。

こんな人におすすめ

・味のブレを減らしたい人
・苦味と酸味のバランスを取りたい人
・安く始めたい人

そこまでドリップの方法にこだわりたくない、
でもスッキリ目のコーヒーが好きという方はおすすめです。

味が安定しやすいので、初心者の方にはもちろんおすすめですが
味の表現の自由度は円形ドリッパーに比べ減ってしまうので注意が必要です。

実際に使ってみた感想

もともと私は浅煎りを淹れたいという思いがあり、一つ穴の円錐型ドリッパーしか使用していませんでした。
しかしおすすめドリッパーを記事にするなら必須だと思い購入し、実際に使い始めました。
まだ使い込んでいる途中のため、 今後使用を重ねて追記していく予定です。

現段階では、中深煎り〜深煎りの豆の抽出には非常に向いていると感じます。
味が安定するので、挽き目さえ間違えなければ雑味も少なく
まろやかな苦味を楽しむことができます。

使って見てさらに実感したのは、私は淹れ方を模索して楽しむのが趣味なので
円形ドリッパーの方が自由度や工夫しがいがあるな、ということです。

多くを考えずおいしいコーヒーを手軽に飲みたいという方は
ぜひつかってみてください。


HARIOスイッチ|手軽に本格的な味を出せる

スイッチは代表的な浸漬式ドリッパーです。
浸漬式は、お湯の抜ける穴(ホール)を塞ぎ、お湯を注いでコーヒー粉を漬け込んで抽出し
時間になったらホールを開いてコーヒーを落とすだけのシンプルさが魅力です。

お湯の量と時間だけ気にすればいいので
注ぎ方に技術も全くといっていいほど必要ありません。
コーヒー豆の味をダイレクトに味わうことができるドリッパーです。

こんな人におすすめ

・抽出は簡単に済ませたい人
・朝コーヒーを入れたいけど時間がない人
・コーヒー豆自体のポテンシャルを感じたい人

お湯に浸すだけで、技術がほとんど必要ない器具のため
コーヒー豆そのもののポテンシャルを感じられます。

また、お湯に浸して時間になったらスイッチを押すだけなので
朝の支度をしながら美味しいコーヒーが入れられます。

実際に使ってみた感想

シンプルにすっごく簡単です。
お湯入れて待つだけなので本当に何も考える必要がありません。

ですがこれを買ってよかったと思う点はもう一つ。
透過式と浸漬式の両方をいいとこ取りできる抽出ができるんです。

スイッチを途中で開けることで 浸漬で豆の旨みを引き出しつつ
最後に透過で雑味を落とすことができます。
しかもそれがとにかく美味しい。

浸漬式を一度体験すると、他のドリッパーの見え方も変わります。
ぜひ一度試してみてください。


ORIGAMI|見た目も性能も妥協したくない人へ

HARIO V60と同じ、透過式ドリッパーです。
コーヒーの世界大会でも使用される、抽出の自由度の高さと
何よりそのデザインが魅力的なドリッパーです。

こんな人におすすめ

・いろいろな抽出方法を試したい人
・少し高くてもいいものを使いたい人
・デザインもこだわりたい人

V60やスイッチなどでも使用する、円錐形のペーパーフィルターだけでなく
ウェーブフィルターという違う形のフィルターも使用することができるため
抽出の幅を広げられます。

私はデザイン面から、陶器のORIGAMIを使用していますが、
樹脂製のものもあります。
しかし、樹脂製でも1500円ほどするため、V60などに比べると値段がかかります。

実際に使ってみた感想

私の体感では、今回紹介したドリッパーの中で一番お湯抜けが早く
スッキリした味わいになります。
そのため、浅煎りのコーヒーを淹れるのに一番適していると思います。

そして、なんといってもデザインです。
もう置いてあるだけでかわいい。テンション上がります。
私は見た目重視で、公式オンラインショップで販売している
「ReWorkドリッパー」を購入しました。

陶器製で、黒い斑ら模様があるのがとてもお気に入りです。

しかし、欠点を挙げるならば少し洗いづらいです。
通常の陶器製ORIGAMIドリッパーがどうかわかりませんが
ReWorkドリッパーは表面がざらざらしているため
スポンジが少し引っかかる感覚があります。

それを補って余りある性能とデザインです。
カラーバリエーションも豊富なので皆さんもお気に入りを探してみてください。


結局どれを選べばいい?【あなたに合うドリッパー診断】

4つのドリッパーを紹介しましたが、正直どれも「買って後悔する」ものではありません。目的別に選ぶ基準をまとめます。

とにかく簡単においしく淹れたい → HARIOスイッチ

注ぎ方の技術が不要で、豆の味をそのまま楽しめます。価格は高めですが、それだけの価値があります。私が今一番使用頻度が高い器具です。

安く始めて抽出を学びたい → HARIO V60

500円台から始められ、動画や記事など参考になる情報が最も多いドリッパーです。抽出の腕を上げたい方にとっては成長が実感しやすい一台です。

味を安定させたい・深煎りが好き → Kalita

注ぎ方のブレが出にくく、毎回安定した味になります。難しいことを考えずにおいしいコーヒーを飲みたい方に向いています。

デザインも性能も妥協したくない → ORIGAMI

価格は上がりますが、使うたびにテンションが上がる一台です。浅煎りのスペシャルティコーヒーを楽しみたい方には特におすすめです。


まとめ

この記事では4つのドリッパーを実際に使った経験から比較しました。

改めてポイントを整理すると、

  • 扱いやすさ重視 → スイッチ・Kalita
  • 抽出を楽しみたい → V60・ORIGAMI
  • 価格を抑えたい → V60・Kalita(500円台〜)
  • デザインにこだわりたい → ORIGAMI

ドリッパーは「高いほど良い」ものではなく、自分のコーヒーライフに合っているかが一番の基準です。

まずは1つ選んで使い込んでみてください。使えば使うほど、次に欲しいドリッパーが見えてきます。

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